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【し】1・2・3 ダァーッ?

2012/05/17 00:00

 

けっしてプロレスラーのアントニオ猪木の真似をしているわけではありません。

 

 

レイアウト&見出し by いわみん記者 さかぼんD

 

16日の大阪産経夕刊に掲載されている「お中元商戦スタート」の記事です。写真は商戦の開幕に当って気合いを入れるデパートの店員さんたちです。

記事は コチラ

 

「早くも夏に備え」というわけですが、記事にも見出しにもあるようにキーワードは

 

節電 と 涼感

 

逼迫した電力事情を考えながら、いかにして「涼」を届けられるのか? 商品を揃えるお店側も、それを選ぶ消費者の側も、ここはひとつ知恵の絞りどころでしょう。

 

 

さて 夏の予感 といったら、1面に

 

 

レイアウト&見出し by KEN記者 S姐さんD

 

雨で1日順延となった「葵祭」の記事が掲載されています。

記事は コチラ

 

私事ですが昨年、初めて葵祭を見学させてもらいました。その時は「夏を思わせる」どころか「夏そのもの」といった天候で、汗をダラダラかきながら都大路で行列を眺めましたっけ。あれから1年。あの頃は東京勤務だったなぁ・・・

 

 

 

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【し】坂本さん@NY Vol.2《下》

2012/05/16 20:00

 

産経新聞編集局で坂本さん担当をしているヨーコ記者からレポートが届いています。

 

今回は丸ごとブログに使える内容なので、以下に「丸パクリ」で掲載させて頂こうかと・・・省力化っていいですね♪

 

坂本龍一さんの連載「いま、僕が思うこと」、今月は坂本さんによるNYレポート第2弾になります。第1弾は先月の「エコタウン化進むNY」。今月は「アメリカの食文化が変わる」と題し、坂本さんのライフスタイルとともに紹介されています。

 

 

 

そこで今回、別件でNYに行っていた私が坂本さんと現地のレストランで待ち合わせをさせて頂き、掲載用の写真を撮影してきました。

 

連載を担当して2年目。NYで坂本さんにお会いするという夢の様な機会でした。レストラン前での撮影中、坂本さんが「目の前のあのビル。世界貿易センター跡地に建設中のワンワールドトレードセンターで、(エンパイアステートビルを抜いて)NYで1番高いビルになったばかりだよ」と一言。そう見上げた姿が掲載写真です。

 

そして撮影後はレストランへ。料理を頂きながら、坂本さん達と今後の連載について、新しい企画について等々話ができ、充実した時間を過ごさせて頂きました。

 

ところで初NYだった私。JFK空港からホテルに移動し、部屋に荷物を置き、すぐ待ち合わせ場所に向かうためタクシーに飛び乗ったものの大渋滞にはまり、慌てて地下鉄に乗り換え、這うような思いでレストランに着きました。 次、NYでお時間を頂ける機会に恵まれた時はスマートに伺えるよう心掛けます。

とまぁ、以上のような内容です。何やらドタバタだったようだけど、NYで坂本さんと会うことができたって? え? 自慢? 大阪で地道に仕事している(GWに九州に行ったけど)オイラに対する当てつけ? ま、いいですけどね。冗談はさておき、NYで今後の連載についてジックリ話し合ってきたようです。これからの紙面がますます楽しみですね。

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【し】坂本さん@NY Vol.2《上》

2012/05/16 12:00

 

今月の産経EX「坂本龍一 いま、僕が思うこと」は4月に引き続いて坂本龍一さんの米国レポートです。

 

NY暮らしが20年を超す坂本さん、今回は大陸をまたいでNYと反対側のウエストコースト・カリフォルニア州バークリーについて報告してくれています。

 

 

米カリフォルニア州のサンフランシスコ郊外、バークリー。ここは、全米で一番リベラルな都市で、1960年代にヒッピー文化を発祥したり、2002年には対イラク戦争反対決議を市議会が採決したり、としてきました。

そのようなライフスタイルを発信するこの地は、食でも「地産地消」や「食育」の文化を全米や世界にじわじわ広げ、ぼくが住むニューヨークでも多くの人が影響を受けています。

 

米国発の情報はいまやほとんどタイムラグなく日本に届きますが、「最近ニューヨークのレストランでは、ヨーロッパから空輸していたボトル入りの水をやめ、水道水を使い炭酸水まで自分の店で作る動きが活発」になっているなんてネタは、なかなか届いてきませんね。「坂本情報」を読み進めてみましょう。

 

火付け役は、オーガニック食材と調理法を約40年間提唱してきた女性シェフ、アリス・ウォーターズさん。バークリーのカリフォルニア料理レストラン「シェ パニーズ」の経営者で、ファストフードが広がる食文化に問題提起し、各地の学校に有機農法を教えたり、ホワイトハウス内の菜園化に影響を与えたことでも知られています。

 

坂本さんも40周年記念の夕食会に行かれたそうです。世界中にムーブメントを起こすレストランは思いの外こぢんまりとした店構えだとか。そんなお店から「食革命」が巻き起こっているそうです。

 

 

よく環境に配慮した消費者のことをグリーンコンシューマーといいますが、エコであればいいだけではなく、クオリティーの高さを求める消費者が出てくることが大切です。(中略)ぼくも若いころは、スタジオに一日中いることが多かったので、丼もののようにすぐおなかがいっぱいになるものをさっと食べて、次の仕事に入ることが多かった。食へのこだわりはそれほどなかったですね。

でも、年齢とともにそうはいかないので、いまは少しだけおいしいものを食べたい、という嗜好(しこう)になり、よりアリスさんの哲学には共感しています。

バークリーで生まれた食文化。それは、大味ばかりだったアメリカの嗜好を変え始めています。

 

歳を取ったら脂っこいモノは敬遠したくなる・・・ここまでは私も同じ思いですが、そこから先がやはり違うんですね。トホホ

 

 

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【し】しずちゃん、ピンチ!

2012/05/16 06:00

 

女子ボクシングでロンドン五輪を目指しているお笑いコンビ「南海キャンディーズ」のしずちゃんこと山崎静代さん(よしもとクリエイティブエージェンシー)、中国で行われている世界選手権の3回戦でドイツ選手に敗れてしまいました。

記事は コチラ

 

レイアウト&見出し by しんたろー記者 やまちゃんSD

 

レフェリーの判断で試合を止めるRSC負け。見出しにあるように完敗でした。世界選手権でアジア最上位に入れば五輪切符を手にすることができたのですが、中国とカザフスタンの選手が8強入りしたため現時点での五輪切符はならず・・・。記事によると、アジアに割り当てられた推薦枠が1つだけあるそうですが、五輪出場はかなり厳しそうです。

 

カンボジア国籍を取得してマラソンでの出場を目指した猫ひろしさん、ボクシングのしずちゃんと、〝本業〟以外の選手が五輪を目指して話題になりましたが、どうやらどちらも「叶わぬ夢」となってしまいそうです。とはいえ、二人とも五輪切符に途が届きそうな所までいったのですから大したものです。夢は持たなければ叶うも叶わぬもありません。胸を張ってこれからの糧とできるのではないでしょうか。

 

 

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【歩】九州弾丸ツアー《1》

2012/05/15 12:00

 

ぼやぼやしているうちに九州弾丸ツアーから帰阪して1週間が過ぎてしまいました。いかん、いかん。「弾丸」とはいえ観るところは観てくる私の旅、今回もレポートしましょう。

 

新幹線「みずほ」で新大阪から博多に向かい、市営地下鉄に乗り換えたところで出迎えてくれたのは

 

 

なんと弊社の広告! 九山版、頑張っていますからね。地元の皆様、ご愛顧よろしくお願いします! ちなみに、九山の地域版は大阪産経の整理部で作っています。

 

 

博多から地下鉄空港線で7駅、「西新」で降りてトコトコと。とある交差点で見つけたのは「サザエさん発案の地」の碑でした。福岡市早良区百道はマンガ「サザエさん」の作者・長谷川町子さん(1920~92)が戦時中に疎開していた土地で、この地での暮らしで得た着想を戦後になって「夕刊フクニチ」に連載したのが不朽の名作の始まりだったとか。

 

 

 

最近、開発が進むウオーターフロントの「シーサイドももち」やヤフードームなどがある「ホークスタウン」にも近く、サザエさんやらマスオさんやらワカメちゃんが闊歩していたようにも思えないほど変貌した現状を目の当たりにしたら、長谷川さんはどう思うでしょう。

 

 

これは人工の浜辺の「シーサイドももち」。博多湾に浮かぶ志賀島などが遠望できます。右隅にチラリと見えているのがソフトバンク・ホークスの本拠地ヤフードームです。

 

 

浜を背にすると、天空を突くような福岡タワー。天辺まで234m・・・覚えやすいですね。この日はGWイベントとして「階段のぼり」が行われていました。577段の階段にチャレンジするのだとか。ちびっ子も多数参加していたようですが、既に整理券の配布が終わっていて、残念ながら参加できませんでした。次は10月の「体育の日」に行われるそうです。

 

 

鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでいます。〝お約束〟の「がんばろう!日本」。九州も東北のことを忘れていませんよ!

 

 

この立派な建物は福岡市立博物館。ここに収蔵されている「あるもの」を探るのが今回の目的の一つでした。

 

 

つづく

 

 

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【観】カキツバタ

2012/05/15 00:00

 

 

「こうべ花の名所50選」に挙げられている多聞寺(神戸市垂水区)にカキツバタを観に行ってきました。

 

 

JR神戸線の舞子駅からバスで20分ほど。にぎわっていました。

 

 

寺を開いた円仁(慈覚大師、794~864)が中国から持ち帰ったのが始まりだとか。境内の池を埋め尽くすように約3000株が咲き誇っていました。

 

 

 

甲乙つけがたい状況を「いずれがアヤメかカキツバタ」と称しますが、さて違いは・・・。パッと見では、アヤメの花には黄色い部分と網目模様が目立ちますが、カキツバタはごらんのようにシンプルです。生えている場所は、カキツバタが湿生植物のため池や水辺に生えているのに対し、アヤメは乾いた土地でも平気なので山梨の櫛形山のように高原に群生することも可能です。

 

 

石灯篭越しにのぞいてみました。

 

 

 

 

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【伎】團菊祭《下》

2012/05/14 00:00

 

《下》では大御所3人を中心に。

【坂田藤十郎さん】もう何度目だろうという「封印切」。相変わらずの亀屋忠兵衛の不甲斐なさにはイライラさせられますが、裏を返すと山城屋さんの術中にはまっているってことですね。

今回は相方の梅川(大阪・新町の傾城)が新顔です。音羽屋の御曹司、尾上菊之助さん。山城屋さんを相手に初役というのも辛いんじゃないかと思いますが、山城屋さんにしてみれば自分の息子(翫雀さんと扇雀さん)より若い〝女性〟とラブラブになるわけで・・・こりゃ、もっと辛いかな?

 

そんな「下種の勘ぐり」を他所に常と変らぬ山城屋さん。なんでしょうか、あの化け物チックな若々しさ。日本俳優協会と伝統歌舞伎保存会・・・歌舞伎界を束ねる二つの団体の会長に就任し、名実ともに劇界の頂点に立った自信の現れでしょうか、いつにも増して充実しているように感じられました。

【尾上菊五郎さん】「團菊」の「菊」です。今回は成田屋さんを相手にした「身替座禅」で山蔭右京を勤めます。

この舞踊劇は、五代目と六代目の菊五郎が得意とした演目を集めた音羽屋の家の芸「新古演劇十種」の一つです。愛人との逢瀬を楽しもうと、家来の太郎冠者(河原崎権十郎さん)に座禅の身替りを命じた右京。首尾良くご帰還のはずが、イチャイチャしていた間に身替りが奥方の玉の井(市川團十郎さん)にバレてしまっていたため、散々やり込められるという何ともユーモラスな筋立てです。

 

この演目も何度も見ているのですが、立役が奥方を演じるという面白さもさることながら、その面白さを際立たせる右京の「好き者」ぶり・・・これがなければ玉の井の熱演も空回りしてしまいます。そこらは家の芸として何度も右京を演じている音羽屋さんの右に出る者はないでしょうね。

 

夜の部でも成田屋さんとがっぷり組んで「絵本太功記」に登場します。音羽屋さんが演じるのは真柴久吉。史実なら羽柴秀吉に相当するこのお役、成田屋さん演じる武智光秀(明智光秀ですね)と対峙しつつ、「後日、戦場で会おう」と懐の深いところをみせつけます。

 

市川團十郎さん】まずは「身替座禅」の玉の井。「荒事」の権化・成田屋さんが演じる〝山の神〟は絶品ですね。亭主の浮気に対する怒りは愛情の裏返し、と成田屋さんは仰ります。それにしては、あの迫力で「キーッ!」とやられたら、大抵の旦那さんはひれ伏してしまいますよね。

 

本能寺の変から山崎合戦までの13日間を描いた「絵本太功記」では、十段目に当ることから「太十(たいじゅう)」と呼ばれる「尼ケ崎閑居の場」で主役の武智光秀を演じます。息子の主殺しを嘆いて尼崎に逼塞した母・皐月(中村東蔵さん)を、仇敵の真柴久吉(菊五郎さん)と勘違いして刺してしまった光秀。さらに息子の十次郎(尾上菊之助さん)が見方の敗報を伝えた後に息絶えるという悲劇にも見舞われます。

 

怖いけどユーモラスな「身替座禅」の玉の井とは打って変わって重厚な義太夫歌舞伎。弁慶役者としたらこちらが本領です。

 

江戸歌舞伎を代表する九世團十郎と五世菊五郎を顕彰する「團菊祭」、上方の雄・坂田藤十郎を迎えてすっかり浪速の待ちに溶け込んだ感があります。これまで「團菊祭」の舞台だった東京の歌舞伎座はいよいよ来年4月にリニューアルオープンのはこび。何らかの形で「團菊」両雄が浪速で顔を合わせる機会があるといいのですが。

 

 

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【拝】佛光寺

2012/05/13 12:00

 

 

浄土真宗佛光寺派本山の大寺で、真宗の勃興期には本願寺を上回る勢いを有していたと言います。現在の京都国立博物館のある辺りに堂宇を構えていた時分が最盛期だったとか。しかし、「出る杭は打たれる」の例に漏れず、延暦寺による弾圧を受け応仁の乱の戦火に焼かれたこともあって次第に衰勢となったそうです。

 

 

 

門の内外。

 

 

阿弥陀堂。

 

さて、現在の佛光寺の住所は「京都市下京区高倉通仏光寺下ル新開町」といいますが、京都の中心街を南北に走る通りの一つであるこの「高倉通」ってヤツが曲者です。

 

 

四条通りを渡ってズンズン南下すると白壁にぶち当たってしまいました。壁の向こう側が佛光寺で、手前に見えている通りが東西に走る仏光寺通。高倉通のほうがお寺さんに遠慮して東側(写真の左側)に迂回してしまいます。佛光寺南側の高辻通まで進むと元の位置に戻り、何事もなかったかのように南下してい行くと言う具合で、文字通りの「曲者」。なんとも面白いものです。

 

ちなみに、さらに南下して六条通と七条通の間にある「渉成園」(光源氏のモデルと言われる源融の別邸跡とされます)に突き当たって一時消滅という憂き目にも・・・

 

佛光寺さんの公式サイトは コチラ

 

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【し】仙さん連勝で・・・

2012/05/13 06:00

 

12日の大阪産経は運動面が4ページもありあmすが、いろいろと競技も目白押しと言うことで、前日は2ページ見開きで作ったプロ野球を1ページに押し込んでいます。

 

さて、我らが(?)タイガースはというと・・・

 

あわやノーヒットノーラン

 

という始末で、DeNAの〝ハマの番長〟三浦投手に抑え込まれてしまいました。そんなわけでトップはボカスカ打たれて9失点の敗戦投手となった日本ハム・斎藤投手を取り上げています。阪神が負けてしまってはねぇ、トップにするワケにはいきませんから。

 

運動面からの「お勧め」は別物です。

 

11日の試合で「監督1000勝」を達成した楽天・星野監督、連勝で「1001勝」です。前日の運動面担当デスクが「次きたらセンイチでっせ~」と意気込んでいたので、どう来るかと待ち構えていましたが・・・

 

 

レイアウト&見出し by やまちゃん記者

 

 

よ~~~~っく見ると、「1001」の後ろにうっすらと「仙一」の文字が。そう来たか・・・

 

 

 

 

 

 

 

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【伎】團菊祭《中》

2012/05/12 12:00

 

《中》では夜の部からピックアップしましょう。

 

明治の劇界を主導し、現代歌舞伎の素地を築いた九世市川團十郎、五世尾上菊五郎を追善する「團菊祭」のくくりからは外れてしまいますが、作家・山本周五郎原作の新歌舞伎(※1)「ゆうれい貸屋」です。

 

なぜ「團菊祭」のくくりから外れるのか? 単純に「團菊」ゆかりの演目ではないからですが、昭和34年9月に二世尾上松緑、七世尾上梅幸によって初演されたという縁があります。五代目の芸を引き継ぐ音羽屋一門にゆかりの深いものなので今回の演目に選ばれたのではないでしょうか。しばらく上演が途絶えていたものを、平成19年8月の納涼歌舞伎(@歌舞伎座)で坂東三津五郎さんが復活上演したところ、非常に好評を博したため今回の再演につながりました。

 

江戸の長屋に暮らす桶職人の弥六(三津五郎さん)はグダグダの性格のため請け負った仕事もろくに仕上げません。献身的に夫を支えてきたお兼(上村吉弥さん)は、「このままでは亭主がダメになる」と涙をのんで実家に帰ることにしますが、肝心の弥六はひょんなことから居着いた芸者の幽霊・染次(中村時蔵さん)と語らって「ゆうれい貸屋」なる珍妙な商売を始めてしまいます。

 

成仏できずに下界をうろついている幽霊を集め、他人の恨みを晴らす手助けをしようという商売。思いのほか当たって「ウハウハ」なはずが、どうもおかしい具合にことは進みます。配下(?)である屑屋の幽霊又蔵(片岡市蔵さん)に金が幅を利かす世の中を嘆かれたり、じいさんの幽霊(尾上辰緑さん)とばあさんの幽霊(板東玉之助さん)が身内に供養されたことを喜ぶ様を見せつけられたり・・・。挙句に娘の幽霊お千代(中村梅枝さん)と染次のヤキモチ合戦であやうく命を落としかけると、これまでの暮らしを改めお兼とよりを戻してめでたしめでたし、大団円という世話物のお芝居です。

 

三津五郎さんというと、曾祖父の七世から続く「踊りの名手」という一面もありますが、荒事よし(※2)世話物よし、映画や歌舞伎以外の舞台にも・・・と八面六臂の活躍ぶりです。最近では「お江戸土産」のお辻や今回の弥六など、江戸の人情を描いた世話物で真価を発揮していますね。ちなみに、今月は昼の部の「封印切」にも出演。坂田藤十郎さん演じる亀屋忠兵衛を窮地に追いやる丹波屋八右衛門を「いやらしく」好演しています。いよっ、大和屋! 引き出しがいっぱいあるね!!

 

※1 明治以降に歌舞伎劇場の座付作者以外によって作られた芝居の総称。坪内逍遥、岡本綺堂、小山内薫、真山青果、長谷川伸らの作品がある。

 

※2 当代の市川團十郎さんが病気休演した際、「勧進帳」の弁慶を演じたのを拝見したことがあります。凄かった~

 

 

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